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経済指標発表時間に着目

FXトレードで順調に利益が出始めた私は、少し気になることがありました。

帰宅してからチャートを見ると、値動きは殆どない時間と大きく動く時間があるけれど、大きく為替が動く時間があらかじめ分かれば効率的なトレードができるのになぁ。

そこでFX会社のマーケットニュース等を読み漁ると、主要各国の経済に関わる数値である「経済指標発表」や日銀総裁などの「要人発言」といった事が、為替レートの変動に大きな影響を与えていることがわかりました。

さっそく今日の「経済指標の発表時間」をインターネットで調べてみると、今夜9時30分に英国の小売物価指数の発表があり、為替レートに影響力がある数値との事です。

イギリスの経済指標だから、今夜は英国ポンドに注目しよう。為替レートが上がるか下がるかわからないから、まずは様子見ね。

夜9時にパソコンを立ち上げて、さっそく英国ポンド/円のチャートをチェックです。
しかしここ数時間殆ど値動きがありません。とりあえず9時30分を待つことにしました。
そして、9時30分を過ぎると、突然英国ポンドの為替レートがどんどん上昇し始めました。
見る見るうちに10銭、20銭と上がっていきます。余りのスピードに呆然としてしまいましたが、気を取り直して「英国ポンド買い、日本円売り」を235円50銭で1万通貨オーダーしました。

為替レートから目を離さずにいると、英国ポンドはそのまま一本調子で値を上げて、30分後には236円を超えました。1時間経つとようやく上昇のスピードが衰えながらもじわじわと値を上げていき、とうとう237円30銭まで到達しました。為替差益は1円80銭にもなり、1万8000円の利益が出ています。

1時間ほどの間に2万円近い利益が出るとは、経済指標おそるべし・・というところかしら。このままどこまで為替レートが上昇するか見届けるか、一旦決済するか、迷うところだけれど、決済しなければ利益は絵に描いた餅で、自分の懐には入ってこないのだから、余り欲張らずにここは利益確定を優先しよう。

まだ英国ポンドの価格が上昇するかもしれないと思うとちょっと惜しい気もしましたが、利益確定で安心したいという気持ちが強く、午後11時にトレードを終了しました。1週間前に証拠金20万円で始めたFXですが、残高は、前回のUSドルのトレードでプラス2千円、そして今日は1万8000円の利益で、証拠金は22万円になりました。

今まではUSドルやユーロのトレードをしていたけれど、英国ポンドの為替レートの値動きには脱帽!一晩で数円動くことがあるなんて、デイトレードに最適な通貨という事ね。経済指標発表予定を毎日欠かさずチェックしてトレードチャンスを逃さないようにしなければ。

それにしても1週間で資金が1割増えるなんて、銀行口座とは比較にならない高利回りだから、残高100万円めざして頑張ろう。

翌朝、あのあと英国ポンドの価格がどうなったか気になって、起きるとすぐに為替レートをチェックしました。すると、明け方から英国ポンドは下がり始め、トレードを終了した時より1円近く値を下げていました。
トレードは開始するタイミングも大事だけれど、決済するタイミングも重要だと痛感しました。

自分のトレードスタイルに経済指標発表時間を意識するという手法を加えると同時に、ダイナミックに価格が動く英国ポンドのトレードの初体験でした。